中小企業のアウトソーシング活用経営とは?

経営戦略

アウトソーシングの導入は、大企業だけの手法はありません。
中小企業にとっては、「請負」という形で業務委託をすることが昔からありましたよね。
このことを知ると、新しい手法でないことが分かるかと思います。
今、アウトソーシングを活用した経営を実現するには、何がポイントになるのでしょうか?

中小企業の考え方~アメリカのアウトソーシング活用例から考える~

先程も少し触れましたが、アウトソーシングという手法は日本でも行われていました。
ですが、請負といった言葉を聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか?
例えば、大企業から中小企業に業務を請負うといった内容を見ると、上下関係があるように感じますよね。
しかし、アウトソーシングを積極的に活用しているアメリカは違います。

アウトソーシングを業務効率化という目的のために利用していますので、対等な関係に近いことが分かるでしょう。
何より、積極的に活用しているのは、大企業よりも中小企業になります。
これは、日本の状況と比べると違いますよね。

日本の場合、アウトソーシングはコスト削減を第一に掲げて実施されることが多いです。
そうなると、依頼する業務にも違いが出てくることに気付けるでしょうか?
これが、従来までの日本の間違ったアウトソーシングの考え方に繋がっているのです。
ここまで知ると、どのようにして利用すべきか、中小企業の経営者ならば考え直す必要があることに気付けるでしょう。

アウトソーシング業者と良い関係を築くには?

ところで、アウトソーシング業者に業務を依頼しただけでは、本来の活用には至っていません。
これでは、委託したという事実だけですから、中小企業にとって何がプラスになるのか見えていない状況になっているのです。
本当の意味で中小企業がアウトソーシングを活用した経営を行うとは、どのようなことを示すのでしょうか?

このポイントは、両者の関係性作りにあります。
ここで、アウトソーシング業者が関係性を築くために注意しているポイントを、いくつかご紹介しましょう。

・機密保持、セキュリティ面を徹底、積極的にアピールする
・中小企業が何を求めているのか、ニーズを把握する
・適切な依頼先のコーディネート
・納品、品質等の相互チェックの実施
・価格競争のみを追求しない

依頼先の業者では、対等な関係で業務が行えるようなやり取り面を重視していますよね。
共通している部分としては、中小企業の経営においてより良い提案をしていくことにあります。
ただ依頼された業務を行うことは簡単ですが、それが経営にプラスになっているとは限りません。
場合によっては、経営にマイナスを生んでしまうこともありますよね。

そのため、依頼を受けたとしても、もっと良くなるような提案を行ったり、更なるニーズがないかを探したりしているのです。
このような提案や話し合いができることは、経営者からすると嬉しい、心強いと感じる人もいるでしょう。
人間関係に関わらず、信頼関係を築くには様々議論が必要な場合がありますよね。
中小企業でアウトソーシングを活用経営できている所は、このことが上手く機能しているのです。

また、中小企業の視点からも少し見てみると、活用できている所ほど、1か所の業者に委託せず、複数利用していることが挙げられます。
業務内容の特性や状況によって、依頼しやすい業者を探しておくということも、業務をスムーズに行うためには必要になるでしょう。
積極的に経営に取り入れている中小企業は、業務の依頼をきっかけに新しい発見や関係を築けていることになりますね。

まとめ

今回は、中小企業のアウトソーシング活用経営におけるポイントを解説しました。
最大のポイントは、ただ委託するのでなく、そこから新しい業務や関係性を築くことができるかどうかになります。
信頼関係を築くことができると、中小企業の経営にとってプラスになることが出てきますから、損はありませんよね。
昔のような上下関係の請負で行わないことが、活用経営の近道になるでしょう。