リスクに備えるために指導体制の基準を作ろう

会社経営においてリスクマネジメントの重要性は年々大きくなっていると言えます。
しかし、多くの経営者がリスクマネジメントをこれまで意識していなかったこともあってか、うまく作用しないケースがよくあるようです。
そこで今回は、リスクマネジメントの第一歩とも言える内部体制強化の中から指導体制の基準について解説させていただきます。

企業のリスク対策における指導体制とは??

いまの時代会社経営を行っていれば、多くのリスクが常につきまとうものです。
セキュリティやウイルスに対する対策、コンプライアンス対策などあげればキリがないほどリスクは存在しています。
リスクには外部の影響を一方的に受けるものもありますが、内部が原因となって発生するものが多くあります
日々のちょっとした気の緩みや意識の違いなどが結果的に大きな事故に繋がってしまいます。
そこで重要なことは、従業員の指導体制を整備することです。
要するに、やってはいけないことを明確にし、それを破った場合に指導を行うということです。言い換えればルール(基準)の整備ですね。
言われてみれば当たり前のことかもしれませんが、実は意外とこの指導体制が定まっていない場合が多いのです。

指導体制が定まっていない場合にもたらすリスクとは?

指導体制が定まっていない場合、大きく2点のリスクがあります。
一つは、対応スピードが遅れることです。
リスクは常にスピードとの勝負といっても過言ではありません。
起きるまでの対応や起きてからの対応全てにスピードが求められるのです。
しかし、指導体制が定まっていない場合は、都度対応となるためどうしても初動が遅れてしまいます。これにより更なるリスクを生んでしまう可能性があるため、これは非常に大きなリスクになります。
次に、従業員の意識統一ができないということです。
一人一人やってはいけない事の基準がバラバラだった場合、ここに大きな危険が潜んでいます。
本来社外に持ち出してはいけない資料を持ち出してしまったり、まだ公表してはいけないことを言ってしまったりなど、一人のミスが致命的な事件になってしまうこともあるのです。
また、こう言った場合のリスクは取引先までに明確をかける場合が多々あるため、非常に注意が必要です。
こうならないためには、一つ一つに基準を作りそれを会社全体で浸透させるがあるのです。

業界によって起きるリスクは様々です。
しかし、他社がどのように対応しているのかなどを参考にしながら、
自社独自の指導体制基準を作ることがリスクマネジメントの第一歩となるのです。