社内のコミュニケーション不足は企業にとってデメリットしかない

突然ですが、あなたの企業ではコミュニケーションが活発に行われているでしょうか?もし、この答えがノーの場合は非常にもったいない状況だと言えます。
そこで今回は社内コミュニケーションの重要性について解説させて頂きます。

部署間コミュニケーションを円滑にしよう

多くの企業がある程度の会社規模になってくれば、事業を円滑に進めるために事業部を発足します。大きな企業になればなるほど、この事業部の数は大きくなり組織図が複雑になります。
事業部を作ることで、業務が分担でき、会社全体の生産性を上げることができます。
しかし、近年ではこの事業部がかえって会社全体の生産性を下げてしまっているケースが多く見受けられます。
要するに、事業部制は一定のラインを超えると生産性を下げるリスクがあるということです。
その要因として、従業員が事業部のことだけを考えるようになり、他部署に無関心になることがあります。
しかし、実際に仕事を行っていれば、部署が連携しなければいけないことだらけです。にも関わらず、部署間をライバル視したり、我関せずのスタンスをとってしまっているケースが多くあるのが現実です。
そのような企業は会社としての競争力が弱く、競合他社に負けてしまう傾向にあります。

コミュニケーションが競争力をアップさせる

もし、あなたの企業がこのような状況にあるのであれば、非常に危険です。
部署間でライバル視することが悪いとは言いませんが、協力ができない状況では時代の変化スピードについていきません。
本来企業経営の目的は利益を出し続けることで、戦う相手を間違えてはいけません。
このような状況を改善できるのは経営者しかいません。
従業員一人一人が日々の業務の本来の目的を見失っているから、協力できない状況になっているのです。
だからこそ、社長自ら企業経営を通して成し遂げたいこと、つまりミッションを従業員に言い聞かせなければなりません。
そして、協力しないことによるメリットよりもデメリットが圧倒的に多いこと、そして協力したことで成し遂げられることを具体的に見せつけなければなりません。
もちろん、社長と従業員の間には管理職がいるはずですから、従業員一人一人への理解の促進などは管理職に任せていいでしょう。

とにかくコニュニケーションがうまくできていないことは企業にとってデメリットでしかありません。逆に言えば、そこを改善することで伸び悩んでいた売り上げが伸びる、なんてことも可能性のある話ですから、もし現在ができていない状況であれば、すぐに改善に取り掛かるようにしましょう。