コンサルティング力はこれから誰もが持つべき能力になる?

世の中には様々な種類のコンサルタントが存在します。
経営をサポートする経営コンサルタントや、営業力アップをサポートする営業コンサルタントなど現代は多くのコンサルタントが活躍しています。
そこで今回はコンサルタントが持つコンサルティング力について解説させて頂きます。

コンサルティングとは何か?

コンサルティングとはクライアントが抱える問題の解決策を示すことで、その発展を手助けする業務を意味します。
採用に対する解決策を持っていれば採用コンサルティング力、受注率をあげる営業トークができるなら営業コンサルティング力を持っているということができます。
また、コンサルタントは資格がなければできないと思っている方もいるかもしれませんが、基本的には無資格で行うことができます。(中小企業診断士などを持っている方が多いですが。)
つまり、実は誰でもコンサルタントになることができるということです。
もしあなたが日々の業務の中で、他人の知らないノウハウを身につけているならば、それを武器にコンサルティングを行うことができるのです。

誰もがコンサルティング業務を行っている

そして、実はすでに多くの方が知らず知らずのうちにコンサルティング業務を行なっていますし、今後その流れは加速していきます。
例えば、あなたが小売店に化粧品を卸す会社の営業マンだとします。
あなたは小売店を回って新規開拓をします。
その時の営業トークとして、品揃えの豊富さや卸価格などを武器に営業を行うはずです。そして、より受注率をあげるためにサポート業務として売上が上がる商品ポップの作り方やポップそのものの提供、陳列方法の提示などをサポートするとします。
これらはすでにコンサルティングの領域に入っていると言えます。
なぜなら、これまでの小売店の実績をもとに、売上の上がる方法をルール化し、そのノウハウを提供しようとしているからです。
このような例は、当然化粧品卸業界だけの話ではなく、あらゆる業界に起きている現象です。多くの業界がすでに成熟期になり、市場が縮小しています。
つまり、需要と共有のバランスが崩れ、供給過多になっている状況なのです。
このような状況では、ただ商品やサービスそのものを売っていても他者商品との違いが生まれず売上は伸びません。
だからこそ、先ほどの例のようなコンサルティングに近い業務領域が広がっていると言えるのです。

このように、遠いと思いがちのコンサルティング力はビジネスマンであれば実は誰もが持っている能力なのです。それを磨き上げ、武器にすることがこれからの時代求められていることなのです。