組織風土変化のすすめ

昨今の社会環境から、今の社内の状況を変えたいと思っている人はいませんか?
しかし、長年やってきたやり方を一気に変えるとなると、結構大変ですよね。
では、どのような部分に注目して変化を加えていけば良いのでしょうか?
今回は、組織風土を変えたいと思っている人へ、大切なことをお伝えしたいと思います。

変貌を遂げるには、現状の理解が大切

何か変化を起こしたい時は、新しいことをとにかく導入するべきだと思っている人はいませんか?
確かに、停滞している現状やリスクを打開するためには、新しい道具や考え方を取り入れることは重要ですよね。
しかし、それらは本当に社員が必要としているものなのか、確認をしているでしょうか?

実は、組織風土を少しでも変えたいと感じている場合は、行き当たりばったりで行っては失敗してしまいます。
例えば、人気の商品が売れる理由の1つには、消費者からのニーズに合っているからという理由が当てはまりますよね。
変化に関しても、その変化を社員が必須としているものならば大歓迎ですが、そうでない場合はあまり意味がありません。
そのため、社員と経営者の現状を把握し、ニーズを掴むということが何より大事なのです。

例えば、社員の中で、こうしたい、ああしたいという意欲的な意見があるにも関わらず、実現ができなかった場合があったとしましょう。
その背景には、上司から認められなかったり、会社の理念と合っていなかったりという事情があるかもしれませんよね。
マイナスな出来事が続いてしまうと、社員のモチベーションも低下してしまいます。

ですので、新しい風で現状を変えたい場合は、なぜ停滞しているのかの理由を探すことと同時に、会社全体の方針をもう一度考えてみましょう。
その結果、会社の方針が現状に合っていない、古い考え方だったということもあり得ますよね。
変化を取り入れる前に、まずは社内の現状や社員たちの状況を考えてみることが必須になるでしょう。

変化には時間がかかることを肝に銘じておく

新しい変化を取り入れたとなると、どうしてもすぐに結果を求めてしまいがちですよね。
例えば、社員にプラスの影響が出た、業績が良くなった等、目に見える効果がすぐに得られるということが挙げられるでしょう。
ガラッと雰囲気が変わると、やってよかった、失敗ではなかったと思いやすいかもしれません。

しかし、現実は違います。
新しい環境ややり方に慣れるまでには時間がかかりますし、実際にやってみたら想像と違っていたということも出てくるでしょう。
つまり、試行錯誤の繰り返しになりますよね。
せっかちな人の場合は、中々落ち着かない状況になるかもしれません。

組織風土は、長い時間をかけて培われたものになります。
ですから、短期間ですぐに変化するということは、容易ではありませんよね。
そのため、変化を起こしたいと考える場合は、長い時間をかけて変えるという意識でいた方が良いでしょう。

例えば、実際に導入した内容が合わなかった場合は、どの部分が合わないのかを、社員からヒアリングしてみるのも良いかもしれません。
必ず物事には、良い側面と悪い側面がありますので、議論を重ねながら進めていくと、社員への理解も深まっていきやすいですよね。
一番タブーな方法は、一方的に上層部が押し付ける形で進めてしまうことです。
一方的に行ってしまうと、社員から反発が出たり、より環境が悪くなってしまったりするリスクが想定できますよね。

新しい社会の流れに対応することは、とても大切です。
ですが、従来の価値観と大きく違う内容もありますので、変化には時間がかかりますし、社内全体の相互理解が重要になることを覚えておきましょう。

参考URL mitsucari
(https://mitsucari.com/blog/organizational_climate_improve/)

まとめ

今回は、組織の風土変化を進めるにあたり、大切なことをお伝えしました。
組織を動かしているのは人間ですので、すぐに変化に対応して行動できるかというと、そうではありませんよね。
時代の流れに対応させることは重要ですが、果たしてその内容がすべての社員に合っているかどうかは分かりません。
一方的な押し付けにならないよう、相互理解を計りながら確実に進めていきましょう。

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