社会リスク/インターネットにおける批判・中傷

今はSNSや掲示板などで、誰でも自由にコミュニケーションできる世の中です。とても便利な世の中になった反面、企業としては不特定多数からの批判にさらされるリスクも身近なものになってしまいました。
仮に働いている従業員がインターネット上のSNSや掲示板で、職場の愚痴や不満、悪口などを書き込んだ場合、ブラック企業と批判を受けてしまう可能性もあります。
このようなネット上の批判や中傷を受けないために、企業としてはどのような取り組みを行えば良いのでしょう。


ブラック企業の定義とは?
ブラック企業に定義は存在しないものの、大量採用や大量離職の実態があり、若者を使い捨てるような企業を指す言葉として使われています。
法的に見た場合には、長時間労働やサービス残業が常態化している、またはセクハラやパワハラなどハラスメント行為が横行している、不当解雇や深刻な法令違反がある企業などと解されています。
ブラック企業と批判されないために
このようなことから、ブラック企業と批判されないためには労働関係法令の遵守が基本です。労働基準法など法律で定めのある労働条件が守られていること、就業規則等で定めたルールが守られているでしょうか。
特に退職した元従業員がネガティブな情報をネット上に書き込むケースもあるため、労働契約を終了させる時のルールが守られているか、適切な手続きが行われているかなどは重要になります。
ホワイト企業と評価されるように
ブラック企業として批判を受けないためにも、「ホワイト企業」と評価されることに努めましょう。ホワイト企業は社員の待遇や福利厚生などが充実されている働きやすい職場で、入社することが好ましい企業を指しています。
ホワイト企業と評価されるポイントとして教育制度を充実させるといった方法もあります。キャリア・アップ制度、資格支援制度、自己啓発支援を充実させることにより、働く従業員が働きがいを感じることに繋がるでしょう。
さらに出産や育児、介護などに直面している人でも育児休業制度や介護休業制度を利用できる環境が整備されていること、短時間勤務制度やテレワークの導入など、仕事と生活が調和できるワークライフバランスが図れる環境が整備されていることが必要です。
ネット批判や中傷を受けないための対策として
ホワイト企業として評価されることはブラック企業という批判を受けないためのリスク対策になります。
最近では就活生に向けてSNSを活用した採用活動である「ソーシャルリクルーティング」を行う企業も増えていますので、多くの人がインターネットの情報に注目していることを理解しておくようにしましょう。

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