海外進出における失敗しないコンサルタントの選び方とは?

海外進出を検討する経営者が増えています。
特に成長著しい&物価の安いアジア諸国は非常に高い注目を集めています。
初めて海外進出をする際は、右も左も知らないため何から始めていいかわかりません。そこで海外進出のためのコンサルタントを利用する事が一般的です。
そこで今回は海外進出時の失敗しないコンサルタントの選び方について解説させていただきます。

コンサルタントの質はピンキリ

まず、最初に抑えておくべきこととしてコンサルタントの質はピンキリだということです。
つまり、質の悪いコンサルタントにあたってしまえば、全く効果がなく高いコストだけ発生してしまいます。
特に、物価の安いアジア諸国は日本国内でビジネスを行なっていた、もしくはサラリーマンをしていたがうまくいかず逃げるように移住したという方も少なくありません。
そういった方が現地に進出するコンサルタントをしている場合が多いのです。
もちろんフィールドを変えたことで成功している方もいれば、相変わらず逃げるスタンスが残っている方もいます。
ついつい、現地に住んでいる日本人がサポートしてくれると聞くと、安心してしまいますが決してそんなに甘くはありません。
実際に数年前にカンボジアで進出コンサルタポートをしていた方によれば、
日本人でも詐欺まがいのコンサルを行なっている人は非常に多かったとのことです。
具体的には、お金の入金があった時点で音信不通になるようなシンプルな手口や、出店候補地として持って来たエリアは本来全く人気のないエリアにも関わらず高額で契約させられたなど、あらゆる方法があります。
つまり、海外進出をするにしても、コンサルタントの見極めをしっかりしなければ失敗に終わってしまう可能性は非常に高いのです。

海外進出コンサルタントとはどんな業務サポートがあるのか?

では、実際海外進出コンサルタントにはどのような業務までサポートしてくれるのでしょうか?
重要なことは、あなたが知りたい、サポートして欲しい内容に合わせて、得意なコンサルタントを利用することです。
ここで知っておくべきことは、国内のコンサルタントでもマーケティングが得意な方がいれば、採用が得意な方もいれば、財務が得意な方もいます。
このような得意不得意が海外進出コンサルティングにもあるということです。
ですから、ニーズにあわせて複数のコンサルタントを使い分けることが大切です。
例えば、あなたがまずは進出する国を決めたいのであれば、市場調査が得意なコンサルタントにお願いするべきですし、海外進出に対しての資金援助を期待したいのであればそのようなコンサルタントを選ぶべきです。
他にも、進出後のサポートまであるコンサルタントや、進出に伴う手続きをある程度まで代行してくれるコンサルタントなどもいます。
中には、これらの業務全てができるというコンサルタントもいますが、実際の経験や能力があるかはわかりませんので、すぐに信頼してしまうのは危険です。
また、海外の現地コンサルを使うという方法もあります。
現地コンサルの方がより正しい情報を持っているケースもあるため、メリットもありますが同様に詐欺のケースもあるので注意が必要です。
過去には、中国進出を計画していた製造業の企業が中国の現地コンサル会社に依頼した結果、製造ノウハウをコピーして現地で勝手に特許申請をしてしまい、その日本企業は撤退せざるおえなくなったという事件もあります。

良いコンサルタントの見極め方とは?

さて、これまで紹介させていただいたようにコンサルタントの見極めが非常に重要です。
見極めを行う上では、まずは複数のコンサルタントに同じ質問を行ってみましょう。
その回答内容によって持っている情報の質などがある程度は計ることができます。ネットで得られるような情報ばかりを並べているような方は危険です。
また、これまでの実績も必ず聞くべきです。
過去に何回同じような案件のサポートしたことがあるか、その時のクライアントの業種はどうだったか、どこが苦労するポイントか、現在どうなっているかなどできる限り経験を詳しく聞くようにしましょう。
もちろん経験がなくても優秀な方はいらっしゃいますが、失敗するリスクをできる限り少なくすることが重要です。
他にも、進出を考えている国に拠点があるかどうかも見極めポイントです。
やはり、現地に拠点があるかないかは持っている情報の質や鮮度に違いが生まれやすいものです。
また、拠点があるということは自社でも会社設立などの手続きを行なっていることになりますから、その辺りは信用することができます。

コンサルタントは、決して会社規模が大きければ安心できると言ったものでもありません。個人で活動している方でも経験豊富で優秀な方はたくさんいます。あなたのニーズに対して専門性の高いコンサルタントを見極め、依頼することが最も成功確率の高い海外進出方法だと言えるでしょう。

You may also like

用語集

リスクの眼鏡では、記事に関する用語など簡単に解説したページを開設しております。

用語集のページはこちらへ
 

関連記事

話題をチェック!

  1. 2020-7-22

    定款を作成するメリットと作成しないデメリット

  2. 2019-5-24

    自然災害に対するリスクマネジメントの方法とは?

  3. 2016-12-7

    リスクの多様化で倒産急増中!?危ない企業の見分け方とは?

  4. 2016-12-4

    業務が中断すれば倒産危機!運送業の経営管理はBCPが重要

  5. 2016-12-3

    マイナンバー制度のデメリットとは?倒産リスクを抱える?

ページ上部へ戻る