労働者を襲うメンタルヘルス疾患とは?

職場の上司・同僚との人間関係、過重労働、過大ノルマ、配置異動、職場不適応など、仕事を行う上で起こる様々な出来事がストレスとなって労働者を襲うことがあります。

労働者本人はそれほどストレスを感じているつもりがなくても、実際にはかなり負担がかかっている場合もあり、明確な症状として現れた頃にはすぐ入院というケースもあります。

労働者と企業を守るために、企業はメンタルヘルス疾患についてしっかりと理解をしておく必要があります。

職場との「適応障害」

誰もが経験する心の不調。ストレスがかかり過ぎることで気分は落ち込み、不安、不眠、イライラ、頭痛、胃の不快感や肩こりなど、様々な症状を感じる場合があります。この状態が継続して現れている場合「適応障害」という状態かもしれません。

適応障害が進行した状態「うつ病」

この適応障害がしばらく続くことでさらにストレスはひどくなり、自信が持てずに落ち込むようになります。悲観的になっていずれは自分を責めるようになってしまいます。

ストレスの原因になっていることが解決しても、心身症状がいっこうに改善しない状態が「うつ病」です。

うつ病の原因となるストレスについて

一生のうちにうつ病で悩まされる人は6人に1人と言われているくらいで、けっして珍しくない病気です。職場内でうつ病の原因であるストレスは、次の通りです。

・心理的問題
業績や成績不振である場合、重大なミスをした場合、ちゃんとしたサポートをしてもらえない状態であるなど

・環境的問題
新社会人の場合や転職者、昇進・降格、転勤、部署の異動、制度改革、ノルマの増加といった環境の変化など

・身体的問題
過重労働、不規則な交代勤務、業務中のケガや事故など

新社会人が注意したい「社会不安障害」

社会人になったばかりに多い病気に「社会不安障害」があります。人の注目を浴びる行動や状況に対して、強い不安や恐怖、苦痛を感じる病気です。不安が強くなることで日常生活や職場での生活などに影響を及ぼす状態になってしまいます。

日本人の2~3割が抱える「不眠」の問題

睡眠で困っている人は3人に1人というデータがあります。健康維持のためには睡眠の質を向上させる必要があります。

睡眠不足になると、身体がだるくなるだけでなく集中力低下し、精神的に落ちつきません。うつ病、糖尿病、高血圧など病気の原因にもなることから労働災害や産業事故の温床にもなります。

労働者がメンタルヘルスの悩みを抱えない職場作りを

労働者がメンタルヘルス疾患を患えば人材の喪失となるため人材の募集と教育を繰り返し行うことになればその分コストも発生します。

企業競争の激化により社員にかかる負荷を避けられない場合もあるでしょうが、企業はメンタルヘルスの予防策をしっかりと講じていく必要があるといえるでしょう。

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