これからの経営には組織力が必要不可欠!チームワークを高めよう

現在多くの企業が売り上げの低迷に悩まされています。
その背景には様々な要因がありますが、大きく言えば時代の変化についていけていないという企業が多いようです。
そこで今回はこれからの経営に必要な組織力、そしてそれを発揮するためのチームワークの重要さについて解説させて頂きます。

なぜ組織力が今求められているのか?

組織力という言葉を経営において意識されたことはありますか?
組織力がある企業は、その会社が持つすべてのリソース(資源)を最大限活用することにより、より大きな成果を残しています。
そして今この組織力が非常に重要になってきているのです。
最初にも触れたように、現代は大きな変化の真っ只中であるため、これまで常識であったことなどが変化してきています。
そのような時代の中で企業が勝ち残っていくには、その変化に柔軟に対応するしかありません。
そのためには、経営者が向かうべき旗印を立て、従業員一人ひとりがその旗印にめがけて持てる力を集結させるしかありません。
個人がそれぞれやりたいベクトルに向けて行うのではなく、協力することにより1+1を2ではなく、3、4、10と大きな成果を残さなければならないのです。

チームワークの高め方とは?

すでにご理解いただいていると思いますが、組織力を高めるにはチームワークが必要です。
全従業員が協力し、助け合う事が組織力の強化につながります。
しかし、実際多くの企業ではこの協力や助け合いができていないケースが多い傾向にあります。
例えば、部署間で壁があるケースなどはよく見かける事があります。
製造と営業はあまり仲が良くないなど、この記事をお読みの方でも当てはまるという人も多いのではないでしょうか?
このような状態は組織力が高いとは言えませんし、本来意識すべき相手を見誤っています。
そうならないために重要なことはやはり経営者です。
会社の9割は経営者で決まるとも言われていますが、まさにその通りで経営者の発信力が弱ければこのような問題が起きてしまうのです。
先ほど触れたように、経営者はこの厳しい時代の中で会社がどの方向に向かうべきかという旗印を立てなければなりません。
これはただ目標をたてるという話ではなく、従業員一人一人がなぜその方向に向かうのかを理解できていなければ全く効果は発揮しないのです。

中小企業の経営者は比較的従業員との距離感は近いものです。
それをうまく活用してコミュニケーションをとり、一人一人の意識を旗印に向けていくようにしましょう。