在宅勤務で新たなリストラ社員が炙り出される

みなさんは、在宅勤務と聞くとどのような印象を持ちますか?
例えば、通勤時間が無くなる、感染症の感染リスクを小さくできる等が挙げられるでしょう。
その一方で、リストラ社員が表面化するという話を聞きますよね。
なぜ、リストラ対象となる社員が表面化するのでしょうか?
在宅勤務ならではの事情をご説明します。

在宅勤務だからこそ、個人の成果が目立ってくる

突然ですが、在宅勤務とはどのような働き方なのか、思い出してみて下さい。
これは出勤スタイルとは違い、自宅で仕事を進めていく働き方になりますよね。
つまり、基本的には1人で業務を進めていくことになります。
もちろん、インターネット上でチャットアプリ等を利用しながら、他の人と相談して進めていく場合もあるでしょう。

ですが、同じ場所に集まって仕事をするという環境ではありませんよね。
そうなると、何をもって従業員を評価することになるのでしょうか?
1つの考え方としては、仕事上の「成果」になります。
例えば、新しい顧客を獲得したり、部署内で何か貢献することができたりというところで判断されますよね。

しかし、この視点は同時にリストラの対象となる社員を浮き彫りにしてしまうのです。
それは、周囲と比較した時に仕事をしていないような社員です。
みなさんの中には、仕事をする場所はどうであれ、与えられた仕事はしっかりとしようと思っている人がいるでしょう。
実際に、在宅勤務でも企業に貢献している社員はいますよね。

ですが、中には在宅勤務だからこそ、通常の仕事のあり方がはっきりしてしまうという事例が多く発生しているのです。
なぜ、このような事態が起こっているのでしょうか?

「仕事をしている」の基準

リストラ社員が炙り出されるきっかけは、「仕事をしている」と思われる基準にあります。
例えば、同じ職場で仕事をしていると、誰が仕事をしているのか、少し休憩しているのか、出かけているのかはすぐに分かりますよね。
なぜなら、人の行動が目に見えているからです。

しかし、目に見えていることと実際に仕事をしているかは別問題です。
例えば、パソコンを操作しているけれども仕事とは関係のないことをしていたり、人に指示は出すけれども自分では作業しなかったりすることが挙げられるでしょう。
どちらもぱっと見では仕事していると思いますが、実態を把握すると少し違って見えますよね。

仮に、チームのメンバーと協力しながら1つの成果を出したとしても、人任せにしているような人を周りはどう思うでしょうか?
自分は仕事をしているように見せている、と思いますよね。
つまり、自分の行動が全体の成果に繋がったということがなければ、貢献したとは言えないのです。

このような認識を踏まえた上で、在宅任務の環境をもう一度思い出して下さい。
コミュニケーション方法は限られたツールで行い、1人1人やるべきことがあります。
今までと同じような行動で仕事をしていては、よりその人の成果が上がってきませんよね。
極端な話、「働いていない」と確実に見なされてしまうのです。

コロナショックの影響に限らず、近年リストラを検討している企業は増えつつあります。
企業にとっては、どのような働き方でもきちんと仕事をしてくれる人が大切になりますよね。
仕事をしていたように見える人は、企業にとってマイナスになってしまうでしょう。
従来との働き方の違いが、「炙り出し」に繋がっています。

これからは、仕事をしていると言っても主体的に行動しなければ、周囲から認識されないかもしれませんね。

参考URL Yahoo!ニュース
(https://news.yahoo.co.jp/articles/dff68e3774de0e5732c69656db1171f510053774)

まとめ

今まで私たちは、人の行動や立ち振る舞いといった部分で仕事をしているかを判断していました。
しかし在宅勤務になると、目で見て判断するということが困難になりますから、より成果が重視されてきますよね。
その結果、仕事をしているように見せていた人は、成果が上がってこないということもあり得るでしょう。
また、在宅勤務はこれから一般的になってきますので、自分の仕事のやり方を見直すチャンスだと考えてもいいですね。

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