従業員の健康管理に新たなサービスが続々と

かつては自己責任と言われていた従業員の健康管理ですが、今は企業の責任であるという考え方が広まりつつあります。
その考えを受けて、従業員の健康管理に取り組む企業が増えているのですが、その中でも新しいサービスが次々と生まれています。
一体、どのようなサービスが誕生しているのでしょうか?

従業員の健康管理はどう行うか

企業が従業員の健康管理を行う場合、どのようにして行えばいいのでしょうか?
従業員の健康管理を行う場合、精神面と身体面との両方が考えられますが、その中でも特に注目されているのは精神面の健康管理でしょう。

精神面の健康を守るために、企業が行うべきなのはストレスチェックです。
このストレスチェックは、通常年1回の定期健診と共に行われますが、それでは間が空きすぎて不十分という考え方もあります。
そのため、いつでも気軽にストレスチェックができるサービスが新しく登場しています。

その一例として、簡単にストレスチェックを行うためのアプリケーションが開発されています。
15秒の音声を分析する事で、ストレス状態のチェックやメンタル疾患の早期発見、予防が可能となるサービスで、利用者が該当した場合は管理者にメールなどで知らせます。

また、測定器に人差し指を入れて数分待ち、脈拍と心拍を計測してそこから自律神経の様子を分析する事で、ストレス状況を判断するサービスもあります。
このサービスでは、ネットワークを経由して計測データをデータセンターに送信し、そのデータを分析する事で結果をすぐに返します。
様々な要素から3段階に分けた結果が出るので、簡単に判断できます。

ストレス状態の診断だけでもこうしたサービスが登場していますが、それ以外にも様々なサービスが登場しています。

様々な面で従業員の健康を管理するサービス

従業員の健康管理は、ストレスによる問題だけとは限りません。
ストレス以外の様々な問題に対しても、健康管理のためのサービスが登場しています。
より多くの問題に対処できるサービスについても知っておきましょう。

例えば、仕事が忙しくてなかなか病院に行けないせいで、病気だという確信が持てず、気づいたら重篤化しているというケースもあるでしょう。
そうならないよう、チャットで専門医師にいつでも相談できるというサービスもあるのです。

このサービスでは、年中無休で24時間対応しており、精神科や内科をはじめとした全12科の専門医師がそれぞれ病状に応じて相談に応えてくれます。
テレビ電話サービスもあり、忙しい人にはとても頼りになるでしょう。
家族の健康についての相談も可能で、少数の職場でも導入しやすいサービスです。

チャットによる相談だけではなく、ヘルスデータをクラウドでまとめて管理したり、ストレスチェックを代行したりできるサービスもあります。
メンタル相談や不眠などの悩み相談を受け付けたり、産業医を紹介したりもしてくれるため、健康管理ができる環境作りにも役立つサービスです。

精神科産業医の監修によって作られたサービスもあります。
従業員の心身の健康状態について分析を行い、そのリスク要因の分析や改善アドバイスまで行うサービスで、健康状態についてはスコアとして表示してくれます。
アドバイスによって、改善の方法がわかりやすいという点が魅力的なサービスです。

現在は、企業が従業員の健康管理を行うためにこういったサービスが登場しています。
健康経営にも注目が集まっている現在、本格的に健康管理を行うのであればこういったサービスを活用していきましょう。

まとめ

企業による従業員の健康管理という考え方が広まりつつある昨今、その健康管理のための新しいサービスが次々と登場しています。
特に注目されているのが、手軽に健康状態のチェックができるようなサービスで、中にはその原因の分析から改善のためのアドバイスまでできるサービスもあります。
企業による健康管理が義務化しつつある中で、本格的に始めていくにはやはり、早い方がいいでしょう。

 

用語集

リスクの眼鏡厳選の用語集のページを開設いたしました。

用語集はこちらへ

記事に関するご意見・ご要望をお聞かせ下さい。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

 

関連記事

こんな記事も読まれています

企業経営を脅かすビジネスリスクの代表とは?... 企業を経営する上でリスクと言われるものは常に着いて回ってきます。そのため、どのようなリスクが存在して...
企業経営においてマーケティングをする必要性は?... 現代企業経営は非常に複雑化しており、難しくなっていると言えます。 続々と新しいサービスが登場し、海...
海外ビジネスで知っておくべきカントリーリスク(政情不安)とは?... 海外でビジネスを行っていれば、日本では考えられないリスクに巻き込まれることがあります。そういったリス...
使用者賠償責任に対応した保険活用... 例えば工事現場などで労災事故が発生した時、安全配慮義務を怠ったことが原因であれば作業員に対して雇用主...
もしかして倒産寸前!?倒産前の企業にあらわれる兆候とは?... 絶対大丈夫だと思っていた大企業が次々に事実上の倒産となる中、はたして自社や取引先などは大丈夫なのだろ...

img_01 img_02 img_03 img_04 img_05 img_06 img_07
  1. 2018-1-31

    企業経営においてマーケティングをする必要性は?

    現代企業経営は非常に複雑化しており、難しくなっていると言えます。 続々と新しいサービスが登場し、海…

プレミアム記事

  1. 現代企業経営は非常に複雑化しており、難しくなっていると言えます。 続々と新しいサービスが登場し、海…
  2. IT化やボーダレス社会が進むとともに企業経営は非常に複雑化するようになりました。これまでの常識が通用…
  3. 現代において人材確保に困っていない企業はほとんどないように思います。 特に地方の中小・零細企業にな…
  4. キャッシュフロー経営という言葉をご存知でしょうか? 言葉の通り、キャッシュフローを意識した経営方針…
  5. 団塊の世代など、会社の発展に大きく貢献して来た世代が続々と定年を迎えています。そこで問題になるのが退…
  6. 特定の企業に所属せずに自ら契約を獲得し収入を得る個人事業主ですが、働き方改革の波を受けて今後も増加傾…
  7. 役員が退職する際に支払われる役員退職金について、どれほどの理解があるでしょうか?役員退職金は通常の従…
  8. 中小企業の場合、売上を多数上げることだけに躍起となってしまうと、足元のリスクに掬われてしまう可能性が…
  9. 経営資源が利用できず業務が中断してしまえばどうなるでしょう。トラック輸送が機能しないということは、原…
  10. マイナンバー制度導入前に国税庁が把握していた法人事業所数と社会保険の加入法人事業所数の間には、約70…

話題をチェック!

  1. 2016-12-7

    リスクの多様化で倒産急増中!?危ない企業の見分け方とは?

    中小企業の場合、売上を多数上げることだけに躍起となってしまうと、足元のリスクに掬われてしまう可能性が…
  2. 2016-12-4

    業務が中断すれば倒産危機!運送業の経営管理はBCPが重要

    経営資源が利用できず業務が中断してしまえばどうなるでしょう。トラック輸送が機能しないということは、原…
  3. 2016-12-3

    マイナンバー制度のデメリットとは?倒産リスクを抱える?

    マイナンバー制度導入前に国税庁が把握していた法人事業所数と社会保険の加入法人事業所数の間には、約70…
  4. 2016-11-29

    地震災害による機械製造業のリスクとは?保険での備えを

    もしも大規模地震が突発的に発生して広い範囲で震度6強が観測されたとします。機械製造業の場合には、工場…
  5. 2016-11-27

    会社が倒産したら役員は責任を負うことになる?

    地震が頻発している中で、もしも大地震が発生すれば受注先や取引先とのルートが途絶え収益に影響が出て事業…
ページ上部へ戻る