富裕層はなぜローンを組みたがるのか?

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比較的高価な買い物をする際、その支払い方法として、ローン決済を選ぶ人も多いでしょう。
しかし、ローンを利用するのは、一括で高額を支払えない一般層だけだと思っていませんか?
実は、富裕層になればなるほど、その利用者は多い傾向にあるのです。
なぜ富裕層の人たちは、積極的にローンを組むのでしょうか?

何事に対しても、大きな利益が望めるかどうかで考える

富裕層と私たち一般人のお金の価値観は、違っていると考える人が多いでしょう。
例えば、富裕層ならば質の良い食事、高価なブランド物を購入するといったことが挙げられるかもしれません。
一般の人でも、このような考え方を持っている人はいますが、実際に実現できるかどうかは別の問題になりますよね。
資産があるほど、より良い物を利用できる可能性は広がります。

ところで、ただ商品を購入するにしても、富裕層は少し考え方が違います。
何気ない買い物であっても、意外と考えて購入を検討していることが多いですから、無駄遣いということはないかもしれません。
その考え方とは、自分にとってプラスになるかどうかになります。

例えば、高級な時計を購入しようとする場合を考えてみて下さい。
ブランド物を持っているという優越感を満たせることだけでなく、長く使い続けることができるという考え方もできますよね。
例え同じ商品を購入するにしても、どのように使用するのか、どうしたいかと思う内容は、人によって違うでしょう。

富裕層の場合は、特に自分に対して何かしらのメリットがあるかどうかをポイントにしていることが多いです。
その考え方は、商品だけでなく、支払い方法にも及ぶことになるでしょう。
ですので、そもそもの買い物の価値観の前提が違っているということは、今回の話題の大前提になりますから、押さえておきたいですね。

ローンを積極的に利用するその理由とは?

買い物に対する価値観を知った上で、なぜ富裕層はローンを積極的に組むのかをお話ししたいと思います。
実は、ローンを組みということは決して悪いことでなく、より大きな利益を生むためのきっかけに過ぎないのです。
ローンが利益を生む一つの例には、住宅ローンが挙げられるでしょう。

住宅を購入する時、一括で支払いができるという人は、ごく僅かですよね。
ですので、少しずつ支払いをしながら、住宅に住むことができるというメリットが発生することになるでしょう。
このメリットは、私たちが大きな買い物をするにあたって、助かりますよね。

富裕層のローンを利用する考え方は、この例と同様になります。
ローンを利用することで利息はかかりますが、その分仕事やプライベートで得られるメリットがたくさんあると言えるでしょう。
きちんとした手続きのもとでお金を借りることは、決して悪いことではありません。
なぜなら、自分が現在持っている資産以上の買い物をすることができますから、様々な挑戦への可能性が広がりますよね。

また、そもそもローンの仕組みは富裕層にとって、利用しても損がない仕組みだと考えられています。
主な理由には、3つあります。

・現在保有している資産の内訳から

私たちのイメージする富裕層は、お金をとにかくたくさん持っているという感覚がありませんか?
銀行口座を見てみると、総資産が数億円もあるということは当たり前と思っている人もいるかもしれません。
確かに、現金化されている資産を持っている人も多くいますが、実際のところはどうなのでしょうか?

実は、現金として持っている人は少ない傾向があるのです。
ですので、現金よりも、例えば不動産や、高価な物として所有しているという人が多いと言えるでしょう。
意外にも、お金として持っているのは、少数派なのかもしれませんね。
このような事情を知ると、お店等に行って、その場で高価な買い物をするということはできるでしょうか?

現金やカードですぐに支払える場合は、手持ちや銀行口座にその分の金額がなければなりませんよね。
しかし、一括で支払える分の資産がないとなると、この手は使えません。
ですから、ローンを組んで支払いをするということを行うのです。
ローンの場合は、どちらかというと返済能力に問題がないかが重要になりますから、今の資産がどの程度なのかはあまり問題になりませんよね。

そのため、現金で支払うよりも、色々な面で都合が良いのです。

・好条件でのローンの利用が可能

ローンの申請を行った経験がある人は分かるかと思いますが、借りる際には様々な条件が設けられていますよね。
その条件が大変だったと苦労された方も、多いのでないでしょうか?
ですが、富裕層になると、状況は一変します。

例えば、みなさんが銀行のローン担当者で、融資の検討をする立場にあると思って下さい。
富裕層が申請する場合も、資産の状況や返済の能力等を判断することになりますが、一般の人の場合と比べるとどうでしょうか?
資産状況等は、明らかに問題がないことが予想できますよね。
何か特別な事情がない限りは、銀行側にとって安心できる情報になるでしょう。

そして、安心度が高いということは、信用しても大丈夫だということに繋がりますよね。
その結果、通常よりも低い金利でお金を借りることができますから、より返済時の負担を小さくすることができるでしょう。
どのような形式の資産であっても、資産力が高いということは、信用力にも繋がります。
このように、通常と比べても富裕層は特に、ローンが利用しやすい環境であることがご理解頂けますよね。

そのため、現金でそのまま支払いをするよりも、ローンを利用した方が良いと考える人が多いのです。
そもそも、ローンと言っても審査を通らなければ利用できませんから、そのハードルがとても低いと言っても過言ではありません。
好待遇の条件で利用できることは、富裕層の特権と言っても良いのかもしれませんね。

・節税対策にも繋がる

この項目は、特に不動産や投資等を行っている場合に得られるメリットになるでしょう。
近年の富裕層は、高価な資産をただ持っているというだけではありません。
所有している物が、何かしらの利益を生むということに注目して、サブの活動をしているということはほとんどです。
例えば、不動産投資は、その最たるものになるでしょう。

そして、その恩恵は資産状況だけに留まりません。
ローンを利用することは、節税の効果を生むことになりますから、何もしないよりは活用した方がお得になるのです。
節税された分が少しであっても、数年ペースで計算をしていけば大きな利益になりますよね。
つまり、利用した方が経済的に良いと言えるのです。

この話題は富裕層に限らず、私たちの間でも話題になることが多いですよね。
ですが、富裕層はこのような話題にはとても敏感ですから、私たち以上に取り組んでいると言ってもいいでしょう。
どのような立場であっても、資産があるということは重要なことですから、できることはしておきたいです。
その方法として、ローンを利用は一番簡単な方法になるのかもしれません。

このように、富裕層がローンを積極的に利用するのかというと、利用しやすい環境だったり、節税等のメリットが受けられたりするからです。
富裕層と私たちの間では、「借金」への考え方が違っていることが分かったかと思います。
借金をプラスに捉えられるからこそ、資産の拡大が望めるのかもしれませんね。

参考URLマネー研究所リアル金持ちの現場
(https://style.nikkei.com/article/DGXMZO89091880Z00C15A7000000/)

まとめ

今回は、富裕層とローンの関係についてお話ししました。
一般層との考え方の大きな違いは、借金に対する見解が違うということが挙げられます。
借金をするにしても、好条件で借りられたり、借りた金額以上のメリットが得られたりする可能性が大きいと考える等、その違いは明らかですよね。
富裕層の場合、現在の資産だけでなく将来的な資産も見越して考えていますから、借金であってもプラスに考えていると言えるでしょう。