コロナ禍での採用戦略をどうすれば?

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コロナ禍の企業には、様々な対応が求められました。
一つに、採用活動が挙げられるのですが、未だ終息が見えない状況です。
今後、その場しのぎの採用活動では厳しい企業が増えると予想されることから、もっと戦略的に考える必要があるでしょう。
現状を打破したい経営者の方々は、是非ご覧下さい。

コロナ禍で採用戦略を変えざるを得ない理由

コロナ禍の影響で経営が困難な企業が増えている現在、経営者の悩みは尽きません。
そして経営と同じくらい悩みの種になっているのが、採用戦略です。
企業の大きさはともあれ、自社で活躍してくれる人材は欠かせません。

ですが、従来通りの内容で進めてしまうのは危険です。
戦略を変えざるを得ない理由は、2つあります。

①企業経営が困難な状況であること
②採用スケジュールが変化していること

どちらの理由も、コロナ禍でなければ発生しなかった事象です。
ここでは、それぞれの内容を詳しく解説しましょう。

①企業経営が困難な状況であること

1つ目の理由は、企業経営自体がコロナ禍の影響で厳しくなり、採用にかける費用が捻出できないことです。
これは、多くの経営者が共感できる内容になるはずです。
特に中小企業になると、経営自体がギリギリの状態で、今いる従業員を雇用しているのがやっとである場合がほとんどです。

そうなると、新卒・中途採用を問わず、新しい人材を確保するためにお金をかけられません。
仮に、採用ができたとしても、教育のためにお金をかけることができませんから、十分なサポートができないことが予想されます。
そのような状態では、手放しで歓迎できません。

従って、経営状態を考えた上で採用戦略を練らなければならないのです。

②採用スケジュールが変化していること

2つ目の理由は、主に新卒採用に関することです。
近年、新卒採用のスケジュールが変更する機会が多かったですが、コロナ禍によってより変則的になりました。
コロナ禍によって多くの就活生向けのイベントが中止されたため、かえって就職活動が長引いているのです。

この影響は、就活生だけでなく、企業側にも波及していると言えるでしょう。
その結果、採用活動のスケジュールや選考の見直しをしている企業が増えているのです。
新しいスタイルで選考やイベントをしなければなりませんから、全体のスケジュールにも影響が出てしまうのは当然です。

そのため、例年通りの流れで計画立てて行動してしまうと、他の企業との競争に乗り遅れてしまう可能性があります。
コロナ禍がすぐに終息しないからこそ、採用戦略の見直しを絶対に軽視してはいけません。

2つの視点から採用戦略を練り直す

ここからは、より具体的なコロナ禍での採用戦略の練り直しについて考えていきましょう。
その際に必ず考えるべきことは、以下の2つです。

・買い手市場であることを認識する
・求める人材像を具体的にする

これらは、採用戦略を考える上での土台になります。
まだきちんと見直しをしていないならば、本記事を参考にして早速練り直しましょう。

買い手市場であることを認識する

まずは、就活の基本となる、採用マーケットの把握です。
現在の状況は、どちらかというと企業側に有利な買い手市場になっています。
そのため、企業が採用したいと思える人材を、じっくりと見極めることができるのです。

これは、企業にとって嬉しい状況です。
ですが、買い手市場だからと言って、今までと同じやり方で良いとは言えません。
売り手市場の状況のままの戦略を取っていては、無駄にコストをかけてしまう恐れがあるのです。

特に、経営状態が厳しい企業にとっては、コストバランスを間違えてしまうと致命傷になりかねません。
ですので、買い手市場に合わせたコストのかけ方に変えるべきなのです。
例えば、採用に関する媒体を自社ホームページに変更することだけでも大きなコストダウンに繋げられます。

コスト削減ができるのは、日々の業務だけではありません。
採用戦略でも実現できますから、状況に合わせて使用する媒体を選択することも大切です。
同時に、新しい手法で優秀な人材を確保することが実現できますので、企業にとって損はないでしょう。

求める人材像を具体的にする

もう一つの視点は、人材像です。
買い手市場の場合、先程も触れましたが、企業側が人材を選べると言っても過言ではありません。
しかし、どのような人材を求めているのかを明確にしなければ、優秀な人材であってもミスマッチが生じてしまうのです。

例えば、経理部門に興味がある、経理関係の有資格者の人材を希望することが挙げられます。
企業によっては、これよりもより細かいターゲット層を検討することもあり得るでしょう。
とりあえずコミュニケーションができる人が良いというよりは、具体的な求人像を作り上げた方が戦略を練りやすいのです。

欲を言ってしまえば、今までは検討しなかったハイスペックな人材を狙うということもアリなのです。
これは、コロナ禍だからこそ実現できる戦略だと言っていいくらいですから、人材確保に積極的な姿勢を取るべきです。
これは、攻めの採用戦略ができるからこその視点になりますから、優秀な人材を待っているだけでは成立しません。

他方で、企業によっては応募数が多すぎてしまうことがあります。
これは、一見すると良いことのように思えます。
ですが、応募した全ての人が優秀な人材だとは限りません。

また、そもそも企業が求めている人材基準のラインに達していないこともあるのです。
いくら買い手市場であっても、これでは企業の望む人材をピンポイントで見つけられません。

一定の合格ラインの判断をするには、それなりの時間と労力がかかります。
それを削減できるツールやサービスが普及していますので、応募状況によっては活用するとスムーズに選考ができるようになります。
コスト削減のためにできることを社内で行うのは大切ですが、採用業務に関する負担が大きすぎるのも問題です。

採用業務を円滑に進めるために必要なコストは、無駄ではありません。
採用戦略を考える際に必要な場合は、適宜利用を検討してみて下さい。

まとめ

今回は、コロナ禍での採用戦略についてご説明しました。
採用戦略を考える上で大切なのは、コロナ禍で生じている変化に対応するという点です。
明らかに採用活動自体に変化が出ている状況は、経営者や従業員が感じていますし、やり方を変えざるを得ません。
また、買い手市場であることを認識しなければ、優秀な人材を見逃してしまいます。
採用マーケットと人材像の見直しは、早急にしなければならないでしょう。

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