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運送業のリスク

生活に密着した仕事である運送業務は急速に近年需要が拡大しています。運送業にも色々な種類があり、一般貨物自動車運送事業、貨物軽自動車運送事業、貨物利用運送事業などがあります。
運送業者の中で引越しを専門に行う運送業者を引越し業者と呼んでいます。引越し業者は国土交通省に認可された運送業者であることが必要で、運送業者でなければ引越しも、有償で貨物輸送も行えません。
トラックを使用して貨物輸送を行う事業が運送会社で、保管や荷役、流通加工、包装などさらに広く手がける事業が物流会社というイメージです。

必要なのはリスク発生時に想定される事態の把握

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経営資源を使えなくなるリスクや業務を中断させてしまうリスクを想定しながら洗い出すことで、もしも起きたら大変なことになるという事態を把握することができます。

経営資源が使えないリスク

まずは業務を遂行にあたって必要な経営資源は何かを考えていきましょう。車両、燃料、通信手段、電源などはトラック運送事業には欠かせない経営資源です。資格や経験を所持する人材やデータ、設備機械といった部分については、業務分野によって異なります。

業務を中断させるリスク

災害が発生したことで業務が中断してしまうリスクを想定して列挙する必要があります。車両の水没で移動ができなくなる可能性や、給油施設の被災により燃料が調達できない状況に陥る可能性、道路の寸断で配送ルートが使用できない可能性、パソコンの損傷で出荷データが不明になる可能性などです。
社内の業務分野ごとに想定できるリスクをリストアップしながら、社内全体で対策を講じていくようにしましょう。

使用者責任に対するリスク

業務上の事故の「使用者責任」については、事業のために人を使用する者は、被用者が事業を執行する上で第三者に加えた損害に対しての賠償責任を負うことが民法で規定されています。
会社は法令遵守の徹底を図り労働者の健康管理に対しても、必要な措置を講じておくことが重要です。

引越し業者のリスク

引越し・物流業者は、貨物事故の防止対策を講じる中、トラックドライバーや荷役作業員不足、従業員の長時間労働問題、コンプライアンス遵守に関わる問題といった中でリスクを考えていく必要があります。
実施されている作業を確認しながら、作業環境が整っているかなどの現状把握やリスクの抽出を行うことが大切です。それらを報告書にまとめて改善していくようにしていきましょう。
潜在しているリスクは会社の存亡に関係することになり、時に大きな損失をもたらす危険性があります。受注処理やセンター業務、輸配送に追われる中で気になっていても管理や対応は後回しにしてしまっていたことも多く、具体的なリスクの内容や項目などについて洗い出しながら対策を検討していく必要があります。

災害リスク

想定外に発生する地震、台風、洪水、土砂災害などの自然災害、経年変化から発生する建屋事故など

労災・安全

保管品の荷崩れ、フォークリフトやカートでの事故など

セキュリティトラブル

取引先やクライアントに関係する情報、社内の情報、個人情報などの流出や漏洩など

コンプライアンス違反

労働関連、環境法規、有効期限、ハラスメント、法規・倫理違反など

環境問題への対応不足

節電対応、廃棄物処理、近隣周辺への騒音や埃、交通渋滞などの悪影響、場内の作業環境問題など

オリジナリティのPR不足

独自のアピールポイントや特徴といった強みなど、他社と比較してオリジナリティがないことで依頼が減少するなど

初期トラブル

新規事業の開始や移設で、新他に導入した情報システムや業務システム、新設備など準備したことの初期トラブルが物理的に出荷不能という事態を招くケースなど

業務ピークへの対応不足

多忙時期に対応することができる要員数や搬送などの設備能力、配送車台数など様々な要因による対応能力不足など

物流品質ミスの多発

通常期に発生する物流品質ミス(商品の保護、出荷や配送の遅延、品の間違いや数量ミス、指図のミス、現品管理ミスなど)による処置費用の負担以外に信用低下による取引停止や売上減少など

現場力の不足

物流品質や業務生産性レベルは労働者の現場力や団結力で大きく差が出ます。リーダーの資質や勤務形態(パートやアルバイト、派遣社員、正社員など)を問わない教育や実務訓練方法とツールの工夫などが差を生みます。このようなレベルの差が機会損失を生む要因となることを認識しておく必要があります。

運送業者のリスク

トラック運送事業者にとってのリスクとは、運送サービスが停止してしまうことを言います。例えば過去に発生した震災ではその被害は未曾有の大惨事というものでしたが、一方でトラック輸送は日本では国民の生活と経済活動を支える重要なライフラインであることを再確認する機会ともなりました。

震災時に運送が止まるリスク

トラック輸送が機能しなければ荷主である企業は製品の流れが寸断されてしまうため、荷主企業にとって事業継続の要であるとも言えるでしょう。
そして被災地へ緊急救援物資を輸送するという社会的責任を果たすため、運送サービスを止めてはいけないということになります。それこそがトラック運送事業者に求められるリスク対策の最大の目的なのです。

事業継続上で想定されるリスク

どのようなリスクがあるか想定して考えた場合には、自然災害(地震、津波、水害、噴火など)や火災・重大事故、ウイルス感染や伝染病、テロ攻撃など様々な災害事象を想定することができるでしょう。
災害事象が何であっても運送サービスが止まる状況を想像して、どのような状況になれば停止するのかという具体的な状況を挙げていく必要があります。運送サービス停止のリスクとして考えられるものは次のとおりです。

  • ドライバー(従業員)が出社不能状態
  • 稼働可能な車両がない
  • 燃料が入手不能
  • 荷役機械の使用不可
  • 道路の寸断や通信状態の悪化

製品の輸送中のリスク

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